月イチの日曜授業デーでした。
準備する物が多いし、5人相手だし、本職よりも早く家を出て、本職も早い時間からバリバリ仕事(準備)をやりました。本職なんて、始まってしばらくは、ぼーっとしてるものw
スタジオでは、既にもう1人のパンの先生が準備をしていて、2コマ目が基礎でMAXだったので、いつものパンテーブルは先生譲り、私は入り口前の一等地な第2パンテーブルを使うことにしました。
こっちのテーブルを使うのは久しぶりだったので、とりあえず道具箱の中身がちゃんと揃ってるのか心配でした。……なんかちょっと足りない; でも、先月の、前日が社員のパン授業のみだった時の道具箱よりは全然マシでした。先月は、ボウルまでなくなってたからなぁw
道具は良かったけど、始まるちょっと前に、使う砂糖と塩を、テーブル下から出したら、空だ!!!
思わず「なにこれ! 入ってない!!!」と、衝撃的過ぎて、容器を振りながら錯乱してしまいましたwww あまりテーブル自体を使ってないせいもあるだろうけど、補充しておきましょうが鉄則だったものだから、ビックリしちゃいました。塩は小さじ1杯くらいしか入ってないし、砂糖の入ってる方なんて、振ったらカラカラ音がしてるのよ……マラカスじゃないのよ……。アミーゴ!
材料の準備は、ポットのお湯が沸いてなかったので、レンチンしてお湯作って湯通しをしたり、流し台から離れているので、ボウルに水を張ってざるにあけたオレンジピールを、お玉で水かけて洗ったり、5人分はやっぱり大変!><
当日用意しかできない物以外は大体用意してましたが、5人分のホイッパー。5人分のクグロフ型とパウンド型。5人分の茶こし。5人分の200ml計量カップ(足りなくて、別のパンテーブルから借りた)。道具までは思い至ってなかった……。おかげで、バタクタしておりました。そして、大量にプリンカップを持っていき、足りなくさせたのは私が原因です(20個持っていった)。みんなごめんなさい。
授業は、マスターでMAX。会うのがとっても久しぶりな生徒さんがいて、髪型とかも変わっていたから雰囲気が違ってて、ジャーナルで名前を確認するまでわからなかったです。
この生徒さんは、私が新人講師の頃に何度か担当させてもらったことがあったのですが、準備が間に合わなくて、ローストしたナッツを切ってもらってしまったという、申し訳ない思い出が。申し訳ない思い出(私が失敗した思い出とも言う)は、反省してるので忘れないものよ。
授業は、生地の状態が完全に二分化。テーブルの左右(2人席と3人席)で、何故か明暗がはっきりしていました。なんで?
生地は、バターがやや少なめで卵やスキムミルクが多いため、かなり手にくっ付く厄介なものでした。それはみんな苦戦してました。私も昨日は苦戦したw 一番苦戦していた生徒さんの生地を見た時に、軽く叩き捏ねで生地をまとめたら「魔法みたーい(生地が全然くっ付かないから)」と言われましたw かわいいのぅ(*´ω`*)
その後の混ぜ込みで差が出たのね……。割とすんなりいける人と、「先生、生地が手にくっ付いて混ぜられない><」という人が。混ぜ込みすぎると、余計に厄介になるのよね……。私がまるめ直してあげたりしました。下に下に引っ張るように寄せていけば何とかなる。
今日は元気だった! 木曜あたりでは「今の不調状態で日曜を迎えるのか……?」と不安がいっぱいでしたが、金曜くらいから調子が良くなってきてたので、5人だからテンパるというのもなかったです(みんな同じメニューだし、一定以上の技術は習得してる生徒さん達だものねw) 10時半になる前から頭の回転が好調でした^^ 途中途中で「今日は元気で本当に良かった……」と思ったくらいです。ちゃんと最初から噛まずに喋られたしw これが私の「好調」なのか「本来の普通」なのか、考えさせられます。
頑張れたけど、みんなと楽しかったけど(私だけかもしれないけど)、押しちゃった(´д`;)
混ぜ込みに難儀した生徒さんの生地は、どうしても生地を傷めてしまっているので、二次発酵の上がりが悪かった……。それで発酵時間を追加しているうちに、オーブンの余熱の待機時間が長すぎて解除されてしまい、しばらく待ってもらった生徒さん(優しい生徒さんでしたけど、申し訳なさいっぱい)がいたりも。お一人、私の見極めが甘くて、焼いたら生地が割れてしまったというのも、申し訳なかったです。
人数が多いだけに、煮沸にも結構時間がかかりました。14時くらいに帰ると多めに見積もって言ったつもりでしたけど、それよりも遅くなってた……;;
やってる時に、社員の先生から「私の生徒さんで、デビューを先生の授業に入れました。面白い先生だって言ってますから」と、私は別に面白いことは言ってない!w 先日も「面白い先生だって言われたから、予約入れてみた」と生徒さんに言われたし、社員の先生達は何を言っているんだ……。
で、誰なのかなーと確認したら、最近料理の授業で見かけるようになった生徒さんでした。とうとう私もメンズデビュー!!!\(^o^)/やったね★
「この時間(平日の夜)には、仕事帰りの男の人って来ない……料理なら夕飯になるけど、パンだしね;」と言ってたのですが、ようやく訪れたこの世の春www ABCの神様のクリスマスプレゼントはこれかーw 私よりも少し若い方なのですが、凄く興味あるので超楽しみ!
帰ってからお昼を食べて(家族が食べたいって言ってピザを注文してあった)、朝に食べる生地を仕込んで昼寝。疲れ切りました……。
夜になってからパンつく。
VIRONのレシピ本を参考にして作った、ふらんすぱん。
あまり深く切れてないし、やっぱり適当な感じに入れた結果、底が割れてしまってもいるし、残念なクープになりましたorz 前回の凄さが、本当に凄かったんだな……。
お粉が違うせいもあるかと思うけど(前回はラ・トラディション・フランセーズ。今回はタイプER)、全然クープ開かないわね……。 タイプER自体、開きにくいみたいなんですけども、水の量は適量だったと思うし(粉250gに対して水165ml)、やっぱりクープの深さが全てね;;
クラムは食パンくらい柔らかくてもっちりです。クラストもバリバリしてなくて柔らかいw クラストのことだけ考えたら、もう少し焼き時間長くても良かったのかなー。
フランスパンは、全然捏ねなくていいパンなので(発酵時間を長くとるものは、あまり捏ねない)、作業は楽だけど、焼く前に集中してるわよね……。